江戸しぐさ越川禮子さんとの対話



昨日午後、越川禮子さんを訪ねました。

ご自宅に招かれ、とてもとても緊張して訪問しました。
【到着時間の間合い、ドアの開け閉め、お土産の渡し方
靴の脱ぎ方、お辞儀、ごあいさつの角度・・などなど
とてもとても、気になるものです・・】

ところが!!

と〜〜〜〜っても気さくで、ドアの外まで
サンダルで出てきてくださって、迎えてくださり
さかさか、入っていかれて
「こういうご時世だから、ここで手を洗ってね。
はい。タオル!」


1分足らずのやりとりで、がちがちに緊張していた私の
肩の力は、すーっと抜けました。



あぁ、こういう気働きも、素敵だな〜と感激。。




約2時間、越川さんのお話を伺えました。


83歳、とは、本当にどうしても信じがたい若々しさと
鋭さ。歯切れの良さ。
話題も豊富・・・
「私の話は、いつもあっち行ったりこっちに行ったりで
ごめんなさいね」


コーチングのことも、本質をつかんでいらっしゃると感じました。

コーチングをする人は、チャーミングじゃないとね。
表面的なことは、どうでも どれだけ五感を
研ぎ澄ましていて、その先にある第六感が効いて
それで、相手のことがちゃんと見えないとね。」

あ〜すごい人だ。


もともとは主婦
40歳で起業、今から43年前に女性だけのマーケティング会社!

いち早く高齢化社会の課題を感じていたという。
そして 1986年 アメリカの老人問題を取材・執筆したのが
「グレイパンサー」

様々な世代、人種、男女…その『共生』が、越川さんのライフテーマです。


共生・・まさに、ハロードリームやJWCAの源となった私のテーマ。


お話は、本当にいろいろなことに及び・・・

江戸しぐさの昨今のブームについて
江戸しぐさで伝えたいこと
老人の責任と義務
笑顔でやさしく伝えることの大切さ
難しいことを優しくいうことの品格


人はいかに生きるべきか、を一生かけて学ぶのがひとの役目
みんなもがきながら、それを一所懸命やっている。
そのプロセスの知恵が江戸の文化(町人文化)にいっぱいある。


あたりまえにエコであって
老人に優しくて
ダイバーシティ
積の文化
(違いをどんどん受け入れて、相乗効果を楽しむ文化)


そして、こんの時代。

「こん?」

contribution!!


自分がしてもらえることを待っているのではなく
何ができる? 何の役に立つ? と
与える喜びに満ちていた。

江戸はどういう時代。

そして今も、そういう時代。




あっぱれ、ばんざい、禮子さん♪



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※もっと上手にまとめたいのですが
伺ったお話が本当に盛りだくさんで、
歯がゆいですが、ここまで、ご報告。


9月5日、JWCAにて越川さんの基調講演、決定しています。
ぜひ、お越しくださいね。



江戸しぐさの本、たくさん出版されています。
どれも、やさしくて面白い本です。


ご随意に。。


今日も笑顔で♪